どこまで配慮するか
はじめに用語解説を。ここで出てくる「見た目」はデザインのことを指し、
「中身」は文法の正しさや、相手の環境への配慮を指しています。
ホームページ(サイト)を作るといろんな人が見に来ます
ナローバンドの人、ブロードバンドの人、新しいパソコンの人、古いパソコンの人、目のいい人、目の悪い人
etc...
さまざまな環境の人が見に来るので、どこまで相手の環境に配慮するかは重要な問題です。
さすがに最新の環境を持つ人しか見れないのは問題ありでしょう。
世の中古い環境の人のほうが多いのだから、お客さんを逃がしてしまいます。
ブロードバンドが人気ですが、まだまだISDNの人も多く割合は1:1ぐらいらしいですよ(2004年時点)。
あまり弱者を切り捨てるのは感心できませんね。
かと言って弱者に合わせすぎるのもあれですね。
画面は小さく、モデム通信で、ブラウザーも古いバージョン、おまけに目が悪い。
こんな人の環境に合わせてページをつくろうものなら、見た目の寂しいサイトになってしまいます。
おそらく普通の人がみたら「なんじゃこりゃ」という寂しさでしょう。
というわけで、自分の作りたいデザインと、見に来て欲しい相手の環境を考えて、
適当なところで折り合いをつけるのがポイントになります。
ちなみに私は、見た目:中身を6:4の割合で作っています。
極力どんな人でも見やすいように心がけるけど、自分の考えたデザインを実現するためなら、
多少の文法間違いや相手の環境は気にしないというスタンスです。
イラストや動画を扱うサイトなら品質重視だろうから、見:中を8:2ぐらいでもいいだろうし、
小説を扱うサイトなら目の不自由な人でも楽しめるように、見:中を5:5ぐらいにするとお客さんが増えるかも。
公共団体なら、それこそ全ての人が気持ちよく使えるように、見:中を3:7とかにしなきゃいけないでしょう。
「なるべくたくさんの人が楽しめるように工夫したほうがいいけど、
自分のやりたいことを犠牲にしてまで、相手を気遣う必要はないよ」
というのが私の考えです。
